今年も、「八王子プログラミング親子大会」の応募作品作りが始まりました!
八王子プログラミング親子大会は『プログラミングをもっと身近に!』をコンセプトに、八王子の小学生にプログラミング教育を普及させることを目的に活動するボランティア団体です。2020年に第1回大会を開催し、今回で3回目の開催を迎えます。
IT自由研究室でも、昨年は大勢の生徒さんが応募しました。
↓↓昨年の様子は以下↓から
記事「本教室から決勝大会へ2名がノミネートされました! ─八王子プログラミング親子大会─」
本大会への参加は、子どもたちが日ごろ抱いていたアイデアをプログラミングで表現するという、絶好のチャンスになります。
参加することで得られる子どもたちの成長♬ スゴイです
上位入賞を目指すという目標を持つのも良いですが、昨年のみんなの様子をみていて、それ以上に価値があると思ったことがあります。
初めて参加する子どもたちの中には、自分の頭の中のアイデアを実際にゼロから形にするという経験が初めての子も多かったです。そしてほぼ全員の子どもたちは、〆切を迎えた時に「あ~~~、もっとこうしたかった」という思いを残して提出していました。
実は、最終的に「〇〇したかった~」という思いを残したことは、次のステップを見つけることに直結してたのです。「次は絶対〇〇しよう!」と、子どもたちが自分で目標をたてて決意する経験になっていました。
そのため、今年大会の案内をした当初から、子どもたちは作品を作りながら「去年〇〇だったから、今年はこうしようと思う」という言葉や気持ちが随所にみられたのです!
これは、先生みんなの想像を上回る成長でした。
「主体的に学ぶ」につながるために
これからの学びには、主体的な学びが必要と言われて久しいですが、それは、言うは易く行うは難しです。
主体的な学びとは、子どもたちが自ら興味や課題意識を持ち、それを自分自身で探求することです。その時ポイントとなるのは、実は「探求」よりも、興味や課題意識の持たせ方にあると言われています。自分自身の心の奥底から沸き上がった興味や課題意識を持つことで、自然と「探求心」が芽生えるから、これこそが主体的な学びとなる訳です。
この時に大人が陥りがちなのは、子どもに対して目標を与えてしまうこと。大人が目標を用意してしまうと、子どもは自主的な学びとは正反対に受け身にしかなりません。
これは、頭でわかっていても、なかなか難しいですよね。
教室でも、私をはじめ、先生たちに一番意識してもらっていますが。
大人は子どもの進展を見守り、せっつかずに子どもが自分のペースで考えられる環境を作る。
ちょっと背伸びするぐらいの最適な素材をさりげな~く置いておく。
ちょっと思案中の時に、声をかけてみるなど、必要な時に相談相手になるだけなのでしょう。
そのような環境が必要だと感じました。
そして、今回のような「八王子プログラミング親子大会」は前述のように子どもの取り組みの姿勢を変えたり、主体的な学びにつながりやすい機会なのです!
当教室では、まだまだ未熟ですが。そんな環境つくりを目指し続けます。
そして、今年もこの大会に向けてみんなのオリジナル創作活動が始まっています!
みんな、頑張れ~~~。