問題
15人以上30人以下の子供が輪になって、
ある子から順番に「1」,「2」,「3」…と1ずつ番号を言っていきます。
この時「23」と言った子と「57」と言った子は、同じ人でした。
子供は何人いるでしょうか?
★☆★ヒント☆★☆
5人の場合で一旦考えてみて、どの人が、どの数を言うのかを考えてみるとイイね。
上の図のように、自分で書き出していくとAさんから順番に番号を言って、15まで数えてみよう!
図を見てみるとAさんは「1」といったら、2週目の時は「6」、その次は「11」だね。
Cさんは、どうだろう?
「3」、「8」、「13」だね。
この数字の順番を見て何かに気づかないかな?
Aさんの場合だと1の次が6だから、
6 – 1= 5
そしてCさんの場合は3の次が8だから
8 – 3 = 5
差が5になるのに気がついたかな?
2回目に言った数から、1回目に言った数字を引くと、全員の人数になるんだ。
これは全員が1周、つまり順番に番号を1回ずつ答えたからなんだよ。
また3番目に言った数から最初の数を引くと
Aさんの場合:11 – 1 = 10
Cさんの場合:13 – 3 =10
というように、人数の2倍の数になっています。これは番号を言う順番が2周したから。
答え・・・・・
17人
問題には、「23」と言った生徒と「57」と言った生徒は同じ と書いてあります。
ヒントの考え方を使って、57から23を引くと、全員の人数を考えることができます。その差は34になりますね。
もし「23」を言ってから「57」を言うまでに、番号を言う順番が1周したとすれば、生徒の人数は34人になりますよね?
しかし、生徒の数は、「15人以上30人以下」という前提なので、34人では多すぎるんです。
それでは、「23」を言ってから「57」を言うまでに、番号を言う順番が2周したとすれ、34は何を表しているのでしょうか?
生徒の数の2倍の数を表しているということになります。
34人の半分は17人なので、「15人以上30人以下」という条件にもあいますよね?
よって答えは17人です。