真剣&アイデア爆発でアレンジ中!
IT自由研究室では、現在「アレンジ大賞」を実施しています。
先生が、初・中・中上級とそれぞれのスキルに合わせた見本作品(ゲーム)を用意しました。生徒たちは、まずその見本作品(ゲーム)をプレイして、全く同じゲームを作りあげます。その後、アレンジをどんどん加えていきます。
最終的には、教室内で全員が作品を公開し、生徒全員が1票投じます。先生たちは、アイデアや面白さ、スキルやきれいなコードなどを加点し、総合得点を競います。
各級それぞれで「優勝」「アイデア賞」を選び、受賞者にはラーメンセットやカレーセットなどの豪華(?)商品が授与されま~~~す!
生徒たちは、春休み前から取り組んでおり、春休みを挟んで真剣にアイデアを爆発させています。今週でエントリー締切となり、来週から投票週間に入ります。
この大会の先生たちの裏目的は、実は、子どもたちのスキルアップの実感!
この大会には、実は、先生たちの裏目的があるのです♬ それは、子どもたちが自分がスキルアップしていることを実感できることです。
子どもたちは、初級・中級・上級のどのレベルの作品にエントリーするか、自分で選びます。そして、実際にそれぞれのレベルの見本ゲームを遊んでみることになります。ここで、自然と「自分がこれを作るとしたら」という思考でゲームすることになります。こんな風に考え始めていることは、実は「プログラミングの仮説」を考えていることになります。
そして、実際に作り始めると、わからなかったり、やり直したりと思考錯誤が始まります。この過程が「検証」です。このような「一旦、考えてみる」という工程がスキルアップするためには非常に重要です。
IT自由研究室では、「一旦、考えてみる(=仮説)」ことをいかに教材のアチコチに散りばめられるかを重視してカリキュラムを作っています。アレンジ大賞は、仮説&検証をする回数が多く、子どもたちの成長の大きなきっかけになると考えています!!!
作品を完成させた時には、子どもたちは「思った通りにできた!」とスキルアップしたことを実感できると思います。
優勝賞品のラーメンセット狙いの子どもたちもたくさんおります(^^♪が 実は頭の中ではこんなにいろいろな思考が育っています!
どんな作品が完成するか、楽しみです~♬
※教室ではコードを写すことも全然OKにしています。ただ単に写すだけではスキルアップには繋がりません。自分が目指す作品の目標を持つことで、コードを写しながらもその意味を考えるようになります。これは、単純にコードを写す行為とは大きな違いがあります。
ちなみに、プログラミングではコードを見て写すことを「写経」と呼び、プログラマーの新人研修や導入ではよく使われます。レベルの高いプログラミングを真似することは、非常にスキルアップに効果的です。